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| みなさんはギターを弾いている時、自分がどんなリズムでそのフレーズやストロークを弾いているのか、きちんと理解していますか？中には弾いているフレーズのリズムを声に出して言えない（歌えない）人も多いのではないでしょうか？リズムに関しては感覚に頼り過ぎると、なかなかカッコ良くならないものです。 弾き始める前にリズムを声に出して言ってみる癖をつけましょう。 読み方がわからない人のために、いくつか例を挙げて“読み方”もアドバイスしていきます。 まずは基本的な楽譜上の音符＆休符の長さからチェックしていきましょう！ |
音符
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休符
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全音符（全休符）の長さを「１」とした長さの比率
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拍数
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 全音符 |
 全休符 |
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 ４拍 |
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 ２分音符 |
 ２分休符 |
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２拍
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 ４分音符 |
 ４分休符 |
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１拍
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 ８分音符 |
 ８分休符 |
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||||||||
 １６分音符 |
 １６分休符 |
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 ３２分音符 |
 ３２分休符 |
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音符 （休符）
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読み方
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長さ
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拍数
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 () |
付点全音符 （休符）
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＋ （＋） 4拍＋2拍 |
６拍 |
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| ． () |
付点２分音符 （休符）
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＋ （＋） 2拍＋1拍 |
３拍
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|||||
| ． () |
付点４分音符 （休符）
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＋ （＋） 1拍＋1/2拍 |
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|||||
| ．() |
付点８分音符 （休符）
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＋ （＋） 1/2拍＋1/4拍 |
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| ．() |
付点１６分音符 （休符）
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＋ 1/4拍＋1/8拍 |
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例１ |
＝ ＋＋（３拍半） |
例２ |
＝
＋＋（１拍と１６分音符３個分） |
連符の種類 | 拍子 |
長さ
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拍数
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３連符 （２等分すべきところを３等分） |
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(４拍を３等分) |
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(２拍を３等分) |
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(１拍を３等分) |
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(半拍を３等分) |
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４連符 （３等分すべきところを４等分） |
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．(３拍を５等分) |
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５連符 （４等分すべきところを５等分） |
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(１拍を６等分) |
|||
６連符 （４等分すべきところを６等分） |
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(１拍を６等分) |
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７連符 （８等分すべきところを７等分） |
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(１拍を７等分) |
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９連符 （８等分すべきところを９等分） |
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(１拍を９等分) |
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例１
例２
例３
例４
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| ＝120 |
BPM（ビート・パー・ミニッツ）表記。基準になる音符（拍）が１分間に何回刻まれるかを示す記号。「 =120」の場合は１分間に４分音符が１２回刻まれる速さ。 |
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rit. |
リタルダント だんだん遅くしていくという意味。通称「リット」。 |
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accel |
アッチェレランド だんだん速くするという意味。 |
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rubato |
「rubato」または「free
tempo」と表 記。 自由なテンポで演奏する。 |
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a
tempo |
「a tempo」または「In
tempo」と表記。 元のテンポにもどすという意味。「rit」や「rubato」のあとによく出てくる。 |
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フェルマータ その音を伸ばす。約２倍程度が標準。休符についた場合も同様に長く休む。 |
Simile
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シミーレ 「同様に」の意味。記号の前と同じように演奏するということだが、まったく同じ必要はなく、「同じ感じ」で演奏すればよい。 |
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only
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オンリー 『１×only』＝１回目のみ“演奏する”という意味。 |
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tacet
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タセット 『１×tacet』＝１回目のみ“休む”という意味。 |
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┌8va.───┐
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オクターブ記号 カッコでくくられた範囲を１オクターブ上げて演奏する。 8の部分が15になると2オクターブ上げて、という意味になる。 |
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└8va.bassa─┘ | オクターブ記号 カッコでくくられた範囲を１オクターブ下げて演奏する。“bassa”のところは“Low”と書かれることもある。８が１５になれば２オクターブの意味。 |
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Fill.
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フィル いわゆる“オカズ”。メロディの空白部分を即興で、あいの手的に装飾する演奏。 |
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Break
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ブレイク アレンジ上、メロディやリズム、楽器などを一時的に止めて空白の部分を作ること。 |
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Cadenza |
カデンツァ エンディングで演奏させる、伴奏無しのソロの部分を示す。 |
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Repeat&F.O. |
リピート＆フェイド・アウト 曲のエンディングで、リピート・マークの中を繰り返し演奏しながら、だんだん音を小さくして消していくこと。繰り返しが無い場合は「F.O.」のみの表記となる。 |
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和音の省略記号 |
同じ和音が連続する場合に、楽譜上の煩雑さを避けるために下図のような省略形で示す。斜線は直前の和音と同じ音であることを意味していて、リズムは通常の音符と同じように表記する。
 「直前の和音と同じ」という意味 |
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リピート・マーク この記号ではさまれた部分を繰り返す。 曲の最初の部分では左側のマークは必要ない。 ３回以上繰り返す時は、「×４」などの書き方で、その回数を指定する。 |
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１番カッコ、２番カッコ 繰り返しの最後の部分に違いがある時に使われる記号。「１番カッコ」で左側のリピート・マークに戻り、２回目は「１番カッコ」を飛ばして「２番カッコ」の方へ進む。 ３番カッコ以降も同じようにカッコ内の数字順に繰り返す中で進行する。 |
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D.C. |
ダ・カーポ 曲の最初に戻る。 |
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D.S. |
ダル・セーニョ セーニョ・マーク  に戻る。 |
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コーダ 上記のリピート・マーク（繰り返し記号）をひと通り演奏した後、 最後にトゥ・コーダ（  ）からこの記号のところまで飛ぶ。 |
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リハーサル・マーク 曲の各段落、変化のある部分に付けられる記号。特に決まりはないが、リハーサル時などにわかりやすいように、譜面を書く際には付けておくのが普通。 |
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それぞれ、直前の１小節、２小節、４小節をそのまま繰り返すという意味の省略記号。 | |
※ |
実際の曲の進行の例＆練習は『フレットで覚える音楽理論 第４回 』のコーナーで詳しく解説していますので、そちらを参考にして下さい。 |
全音符
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２分音符
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付点２部音符
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４分音符
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８分音符
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１６分音符
16分音符との組合せ時のみ 8分音符 を「タン」とよむ |
３連符 |
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シャッフル |
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半拍３連 |
６連符 |
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休符
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音符と休符の
組合せ |
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ブラッシング
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実際のリズム・パターンの読み方となると基本の読み方の複合形になりますので、そのリズム・パターンによって多少アレンジが加わることもあります。いくつか例を挙げて読んでみますので、読み方のコツを覚えてしまいましょう。 |
８ビート系
（８分音符） |
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１６ビート系
（１６分音符） |
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３連＆シャッフル |
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| リズムを正確に読めることは、自信を持った演奏につながります。音にも説得力が出て、より表現力のある良い演奏ができるようになるでしょう。最初は大変でしょうが、面倒臭がらずに確実にリズム譜を読めるようにしていって下さい。音符（楽譜）は読めなくても、最低限「リズム譜」だけは絶対に読めるようにして下さい。そうしないと人前で演奏する時に困りますので、頑張りましょう！ |
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4分音符3個が１小節となる拍子
