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今回、このコーナーでは『チョーキング』(Cho)についてチェックしていきます。 『チョーキング』はギターを弾く上で素晴らしい効果をもたらしてくれるギターならではの大切なテクニックです。半音で刻まれたフレットの中間にある譜面に書けない微妙な音程(おいしい音程)を表現することもできるし、複数の音を無段階になめらかにつなぐことも可能です。繊細にプレイしたり豪快にプレイしたり『チョーキング』をしっかりマスターすることで個性的でオリジナリティー溢れる表現力を手に入れてください。 それでは基本からチェックしていきましょう! |
『チョーキング』をする時に大切なポイントが3つあります。 1つめは“手首でコントロールする”という事。指だけでチョーキングしている人も多いようですが、アコギなどの太い弦でもしっかりチョーキングできるように「手首」と「指」を連動させるコツをつかんでください。 『ドア・ノブ』を回す要領で手首を曲げずに回転させます。 2つめは“音程”です。自分のチョーキングした音をしっかり聞くクセを付けてください。 3つめは忘れがちになってしまう“ミュート”です。『チョーキング』で弦をひっぱって音を上げた後、ほかの弦をひっかけて余計な音(ノイズ)を出してしまう人をよく見かけます。 余計な弦を“ミュート”するフォーム(技術)をマスターしてください。詳しくは下記の図を参考にしてください。 |
△参考:低音弦側のチョーキング(主に4〜6弦) |
フォームができあがったら『チョーキング』時の“音程”を確認しましょう! いろいろな“音程”をきちんとコントロールできるようになるために、各音程を一つずつチェックしていきます。 どの音程まで『チョーキング』で上げるのか確認するために、まず“目標の音”(ターゲット音)を実音で弾いて耳に“音”を残してから『チョーキング』する手順で練習していきます。 耳だけが頼りですので「どの音からどの音まで上げるのか」という各音程の距離を耳で覚えてしまいましょう。 “目標の音”(ターゲット音)をイメージしてから『チョーキング』するクセを付けてください。 |
吠えるような激しい印象をあたえる“ちょっとアブなくて、オイシイ”複音のチョーキングについて確認してみましょう。大きく分けて2種類の『複音チョーキング』がありますので、それぞれ使い分けてみてください。 |
吠えるような激しい印象をあたえる“ちょっとアブなくて、オイシイ”複音のチョーキングについて確認してみましょう。大きく分けて2種類の『複音チョーキング』がありますので、それぞれ使い分けてみてください。 |
『チョーキング』について基本から応用まで細かくチェックしてきましたが、これを機会にもう一度自分の『チョーキング』を磨き直してみてください。表情豊かなプレイをするために『チョーキング』はもっとも重要なテクニックのひとつになってきますので、『チョーキング』を思い通りにコントロール&使い分けできるようになりましょう! HやP、スライドなど他のテクニックとのコンビネーションを研究してみるとより個性的な表現が可能です。 頑張ってください。 次回は『ビブラート』を中心に解説していきたいと思います。お楽しみに!! |
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