前回にひきつづき“モード”についてもう少し解説していきたいと思います。 前回はスケール・フォームを中心に各“モード”について触れてみましたが、今回は各“モード”の雰囲気を最もよく表す『コード』の導き方について解説していきます。より具体的に雰囲気をつかめると思います。 各“モード”の世界観を比較できるようにトーナリティ(中心音)をすべて「C(ド)」に統一してあります。 尚、ポピュラー・ミュージックでは『ドリアン』、『リディアン』、『ミクソリディアン』の“モード”が使用される事が多いので、まずはこの3つの“モード”から始めてみるとよいでしょう。それでは弾いてみましょう。 |
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いきなり「4度たい積」と言われても何が何だかよくわからないと思いますが、簡単に説明すると、 普通コードは“3度ずつ”音を重ねてできているのに対して、“4度ずつ”音を重ねたコードの事を指します。 メジャーorマイナーを表す“3rd”が無いわけですから、変な感じがするかもしれませんが、 このフワフワとした独特の雰囲気がモード・ミュージックの世界観にピッタリなのです。 |
4度 |
たい積コードフォーム![]() |
●まとめ 前回から引き続き“モード”の世界について話してみました。よく「モードって何ですか?」という質問を受けるので、要点をまとめて簡単に解説してみましたが、雰囲気はつかめましたでしょうか?最初はとっつきにくいかもしれませんが、実際に弾いて、音を出しながら少しずつ慣れていって下さい。 そして、自分の音楽やアドリブに“モード”を取り入れていって下さい。頑張りましょう! |
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