★メジャースケールを覚えよう! 第1回
今回からもっとも重要な基本スケールである『メジャー・スケール(ドレミファソラシド)』の練習に入ります。
まずは指板上でどのようにスケールが展開するのかを把握する必要があります。
この時、できるだけ「効率的に」且つ「応用のきく形」でスケールを覚えていく事をお薦めします。
結局はドレミファ・・・を弾くだけなのですが、きちんとした形で覚えておくと他のスケールやモードへの応用がスムーズに行えます。
下図で詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
少し大変ですが毎日練習してしっかり覚え込んでしまいましょう。


スケール(音階)をギターで弾く時、必ずスケールを構成している音の数だけ“形(フォーム)”ができます。
メジャー・スケールなら「ド〜シ」まで7つの音で構成されていますので、各音から始まる7つの“形”ができる事になります。メジャー・スケールではこの7つの“形”にそれぞれ“名前”が付いています。


さらに、ギター上でスケールを弾く時大きく分けて、
なるべくポジションを変えずに真下に展開する縦型フォームと、
1つの弦について3つの音を当てはめる横型フォームの2つの運指のパターンがあります。

(横型フォームは一般に「速弾き」向きと言われています)
下図ではこの2つの運指パターンを並べて比較してみます。余裕のある人はすべて覚えてください。
 星印がついているものは運指に無理のない形」&「応用範囲の広い形」ですので優先して覚えてください。


イオニアン型

ドリアン型

フリジアン型

リディアン型

ミクソリディアン型

エオリアン型

ロクリアン型
上図のすべてを覚える余裕の無い人はがついてる図だけ覚えればいいでしょう。最低限これだけは覚えてください。


  参考 同じ形(リディアン型)上で始まる音によって、リディアン型とミクソリディアン型を分ける考え方
ミクソリディアン型が少し弾きにくくなってしまうと思います。
そこで、リディアン型ミクソリディアン型を、リディアン型一つの形でカバーすることができます。
これで、さらに弾きやすくなって、より実用的になると思います。


●まとめ
今回はメジャー・スケールの指板上の並び方と、覚え方を解説してみました。
『覚えるべき形』=「赤で囲った形」は必ず覚えてください。尚、各形(フォーム)に名前が付いていますので一緒に覚えてください。ここで忘れないでほしいのが、いろいろな“形”や“名前”が出てきますが、すべて『メジャー・スケール』を弾いているという事です。
次回はさらにツッコンで『メジャー・スケール』を理解していきたいと思いますので、しっかりと覚えておいてください。

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