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このように「ロー・コード」の知識をそのまま利用して、コード・タイプを増やしてしていけるのです。「ロー・コード」での変化を「5つの基本フォーム」の“同じ形”をしている部分に当てはめて、考えればよいのです。尚、5つの基本フォームはすべてバレー・コード(ハイ・コード)なので、ルートを半音ずつずらすことによって、12音階のすべての音でコードを作れます。 こう考えてくると「ロー・コード」での知識が非常に大切になってくることに気付くと思います。この後、5つの“ロー・コード”上での変化を紹介していくので、知っている人は確認を知らなかった人は改めて勉強し直してみてください。 |
「5つの基本フォーム」にでてくる“ロー・コード”について、もとのトライアド(3和音)のどこが(どの音が)どのように変化して、コードが拡張しているのかを確認していきます。「拡張」と言葉で言うと、なんだか難しそうに思えますが、単に「7th」コードにしたり、「マイナー」コードをつくったり、「sus4」コードにしてみたりすることです。“テンション”を付け加えることも「拡張」といいます。まあ下の図をみてみれば、簡単に理解できると思います。 |
それぞれの「ロー・コード」上での変化は確認できたと思います。 “ナット”(0フレット、開放弦)の部分を人さし指でバレーして、「5つの基本フォーム」に応用してください! もちろん指が足りなくて押さえられないコード・フォームになってしまうこともありますが、前回の“省略コード”の考え方を応用して、フォームの中の自分の好きな一部分だけを押さえてみてください。 少しですが、そのやり方の手順をを具体的に紹介しておきます。 |
実はここまでの説明で、みなさんは 「5つの基本フォーム」×「12個のルート」×「ロー・コードでの8種類の変化」=480個のコード を作れるようになったのです! |
このように「5つの基本フォーム」と「ロー・コードでの知識」がきちんとリンクすれば、簡単にいろいろなコードを作ることができることが、おわかりいただけたでしょうか? 次回はテンション・コードの作り方に発展していきますが、“もとの基本フォームのどの音を変化させるか”という考え方に変わりはないので、「ロー・コード(基本フォーム)の何弦にルートがあって、3rdはどこにあって、5thがどこなのか」、きちんと把握しておくことが大切だし、近道です。頭を使ってギターを弾きましょう! |
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