ギターよもやま話 No.13

 〜アルペジオ編
生徒さんから「アルペジオのパターンを色々教えてほしい」とか「スリー・フィンガーって何ですか?」とか「ギャロッピングについて教えてください」などの質問や要望を受けることがよくあります。そこで今回は見るだけですぐわかる形で、アルペジオなどのよく使われる代表的なパターンを紹介してみたいと思います。
資料として、トレーニングの素材として、上手に活用してください。


◆ 指で弾くアルペジオ集

 まずはオーソドックスなアルペジオのパターンをいくつか紹介してみます。
 いろいろな曲のバッキングに応用できるでしょう。右手の指記号も参考にしてください。

   右手の指記号

(サム)=親指
(インデックス)=人差し指
(ミドル)=中指
(リング)=薬指
(ピンキー)=小指

※右手の指の表記には色々ありますが、ここでは「英語読み」に統一します

★アルペジオでの右手の使い方には簡単なルールがあります。
 まずは『フォーム』として、そのルールを指になじませてしまいましょう。

ルール1・・・4〜6弦はT(親指)で弾く
ルール2・・・3弦は
i (人差し指)、2弦=m (中指)、1弦=r (薬指)でそれぞれ担当する。


基本的には上記のルールを守って弾いてください。もちろん例外もありますので絶対にこの指使いでなくてはいけないということはありません。それでは実際のパターンを弾いてみましょう。









スリー・フィンガーって?

フォーク・ミュージックにはかかせない『T&i&m』の3本指による右手のピッキング・パターンです。
「かたまり」で覚えてしまってください。
右手のパターンは基本的に一定で、アルペジオよりもリズミックでスピード感のあるバッキング・パターンです。

 
基本パターンを繰り返して弾いて、「スリー・フィンガー」の指の動かし方を指に覚えこませてしまいましょう。
 それでは実際のパターンを例にあげてみますので弾いてみましょう。




今回は「アルペジオ」&「スリー・フィンガー」に的をしぼってまとめてみましたが、次回は「ギャロッピング」&「ロール」などのブルーグラス&ロカビリーで多用されるピッキングや、「ピックを使ったアルペジオ」、「カーター・ファミリー・ピッキング」など、その他のバリエーションになるようなピッキング・パターンを紹介していきたいと思います。
即戦力として右手のピッキング・パターンを覚えておくことは役に立つはずです。
指になじませるつもりで練習してください。例にあげたコード進行以外にもどんどん応用してみましょう。

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