第1回で紹介した、通常のカセット&MDレコーダーやDATレコーダーなどでは、ステレオまたはモノラルで「一発録り」 することしかできませんでした。録り直せば当然、前に録った音は消えてしまいますよね。MTRは トラックと いう便利なしくみをもっていて、4トラックMTR なら4つのモノラル・レコーダーを同時に動かしている事になるのです。 |
![]() |
![]() |
![]() |
A面、B面をステレオで反転して録音・再生するしくみ | それぞれを独立して同一方向に録音・再生するしくみ ※tr = トラック |
それぞれが独立したトラック (tr) として機能するので、1トラックに録音した音を消さずに2トラックに録音したり、1&2トラックの音を聞きながら3トラックに音を重ねたりできるのです。具体的にどのような使い方ができるのか、いくつか例をあげてみます。 |
![]() |
|
||
|
![]() |
|
||
|
![]() |
|
||
|
![]() |
|
||
|
このように 4トラックMTRを
使っていろいろな事ができるということは、おわかりいただけたでしょうか?でも4トラックではどうしても、録音できる楽器・パートなどが限られてしまいます。8トラックのMTRなら8種類、16トラックのMTRなら16種類の音をそれぞれ独立して録音できるので、しくみや使い方が理解できたらどんどんステップ・アップしていきましょう。
![]() |
ハードディスクのMTRでは24トラックのものまで登場してきました。すごい時代ですね。 次回は4トラックでも「ピンポン録音」という技を使えば、もっともっとたくさんの音を重ねられることや、その他の便利な使い方&接続方法、より良い音で録るために必要な周辺機器などについて説明したいと思います。 |
![]() |
戻る |
STEP3へ ギターにハマる!INDEX | |
↓レコーディング機器の検索はJ-Guitar.comの「楽器を探す」で↓![]() ★日本で最大級のギター登録本数と加盟楽器店★
|
Copyright:(C) 2001 J-Guitar.com All Rights Reserved. |