★指で弾くアルペジオ★

 指弾きに挑戦しよう!!


今回は指で弦を弾くアルペジオなどに挑戦してみましょう。
指弾きというと、アコギの奏法というイメージが強いようですが、エレキでも効果的に使用しているギタリストも多いので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

■右手の指記号(右利きの場合)
T(サム)=親指 →で表すこともある
i (インデックス)=人差し指
m(ミドル)=中指
r(リング)=薬指 で表すこともある
p(ピンキー)=小指

 ■何弦をどの指で弾くのぉ? 〜基本の指使い〜

  最初は上記のように各弦に対する「担当指」を決めてしまうことで、弦の位置&感覚を指に覚え込ませる。


基本フォーム

上記の担当指に従って、各弦の上に指を置いてみてください。
とりあえず、T(親指)は6弦に。
右手を正面から見た時に、
まっすぐ伸ばしたT(親指)第1関節の真下に、
(人差指)がくる位置に各指を置くのがコツです。
これが基本フォームになります。
 ■基本アルペジオ・パターン
 
  基本のパターンを弾きながら弦を指で弾く感触に慣れて下さい。


1パターンごとにもとの基本フォームにセットし直すのがポイント。
こうする事で、各弦の位置を指に覚えこませます。慣れてしまえば毎回セットし直す必要はありません。


 ■基本パターンをコード進行に当てはめてみよう




 ■その他のアルペジオ・パターン
その他の基本パターンを使った応用的フレーズを弾いてアルペジオにさらに慣れていきましょう。
尚、『アルペジオの基本パターン』をたくさん集めた特集を“よもやま話第13回”で書いているので、
そこにある譜例で、ぜひ色々な基本パターンを練習しておいて下さい。


  このように指で弾くと必要のない音をよけて(弦を選んで)弾くことができるので、
左手の押弦が楽になるだけでなく、アレンジの可能性も広がります。


 単音弾きに慣れましょう

  ロックやブルースなどでよく使用される音階(マイナー・ペンタトニック・スケール)を使って単音弾きの練習をしてみます。

 ■マイナー・ペンタトニック・スケールってどんな音階?
 
KeyCで見てみましょう



次に、『よく使われて』 『弾きやすいポジション』のKeyAのマイナーペンタトニックで
スケールの読み方&弾き方を解説してみます。

スケールフォームの見方&音階

  Aマイナー・ペンタトニックスケール

低い音から1音1音順番に弾いていきます。
1番高い音まで行ったら、 逆に高い音から
順に1音ずつ弾いて下がります。
  Root (ここではA(ラ)音)=Keyと同じ音。中心になる音。スケールの初めの音。 

コード(コードダイアグラム)の時はすべての「」をいっぺんに押さえましたが、
スケールフォームの場合は“音階”なので、低い音から1音ずつ順番に押さえて弾いていきます

 それでは、TAB譜と照らし合わせて実際に弾いてみよう!




 ■単音弾きでもオルタネイト・ピッキングをキープしよう
  単音弾きでもストロークの時と同じように“オルタネイト・ピッキング”をキープするのが基本です。
ピッキングの「ダウン」&「アップ」に注意しながらスケールを弾いて下さい。

   Aマイナー・ペンタトニックスケール
  単音で弾く場合でもなるべく「 」(オルタネイトピッキング)を交互に規則的に動かすようにすること!
次のコーナーで、色々なリズムパターンでのピッキングを実際の例を挙げて弾いてみます。


 ■いろいろなリズムでスケールを弾いてみましょう
  これは今後色々なスケールを覚えたり練習したりする時に効果的な方法ですので、ぜひチャレンジして下さい。
単音(メロディ)にも“リズムがある”という事を常に忘れないようにしましょう。


すべてピッキングした場合(オルタネイトピッキング)
HP を利用することで、 1回のピッキングで
2音ずつ鳴らすことができるので ピッキングが楽になる!



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