★弦の基礎知識★

弦の種類について




 弦を選ぶ基準として大きく分けて2つのポイントがあります。1つは「弦の太さ」。
 もう1つは「弦の材質」です。「弦の太さ」は「弦の硬さ」と同じですので演奏性に直接影響します。
 「弦の材質」は「音色」にもっとも影響するポイントですので重要です。
 下図で簡単にその種類と特徴をまとめておきましたので参考にしてみてくださ い。
 あとは気に入った“弦”が見つかるまで色々試してみて下さい。
 初心者の人は柔らかい(細い)弦から始めるのがお薦めですが、
 自分の好きなアーティストの使用している“弦”を参考にしてみるのも良いでしょう。



フラットワウンド弦はふくよかなまるい音色が特徴


弦の材質
 エレキギターでは主にニッケル弦(ワウンド弦のもの)を使用するのが一般的。
 金属の成分に多少の差はあるものの、ニッケル弦が最もピックアップ(マイク)の反応がよいので
 基本的にニッケル弦(銀色の弦)を使用する。


弦の太さ
 弦は一般的に1〜6弦のセットで販売されていて、バラ弦よりもセットで購入する方がお買い得です。
 どのような太さのセットがあるのか一般的な表記でまとめてみました。

 (inch.)
★エクストラ・ライト・ゲージ (.008〜.038くらい)
最もやわらかく、チョーキングを多用したり速弾きをする人向け。
★スーパー・ライト・ゲージ (.009〜.042くらい)
適度にやわらかく、バランスが良く、最も使用されているサイズ。
★ライト・ゲージ (.010〜.046くらい)
コシのある音でバランスが良く、最も使用されるサイズ。
★ミディアムゲージ (.011〜.048くらい)
太く迫力のあるサウンド。ブルースギタリストなどで人気。
★ヘビーゲージ (.012〜.054くらい)
アコギ用のライトゲージに相当。
3弦から巻き弦になっているものが多くジャズギター向け。
やわらかく押さえやすいが音も細くなる

音も太く迫力がある
 



得得小話  弾き終わったら“弦”を拭く!?
ギターの弦のほとんどは金属製ですので(ナイロン弦のギター以外)、弾いたあとの「手アカ」や「汗」を付着させたまま放置すれば、やはりサビてしまいます。サビないにしても痛みが早くなってしまいますので、弾いたあとはなるべく弦を1本1本拭いてあげると良いでしょう。弦を保護する市販のケミカルもたくさん発売されていますので、楽器店などで店員さんのアドバイスを参考に1つ購入しておくと良いでしょう。
もちろんカラ拭きでも、ほって置くよりは断然良いので、何も付けずに拭くだけでもOKです。
弦も大切にしてあげて下さいね。




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