ギターを弾くにあたって必要なもの



<1> アンプ
エレキ・ギターの場合、ギター本体だけではほとんど音が出ませんので、ギターから出力される音信号を増幅してスピーカーを通して鳴らす『アンプ』が必要になります。10W、50W、100Wなどいろいろな種類がありますが、「W」数が小さいほど小型のアンプになります。 練習用には10〜15Wくらいの小さなもので十分でしょう。ライブでも使いたいという人は30W以上のものにして下さい。
楽器店で試奏(音出し)して気に入った音のするアンプを選んでください。
試奏の際は自分のギターを持っていくのがお薦めです。


<2> シールド(ケーブル)
ギターとアンプをつなぐケーブルです。
あまり安いものを使うとギター本来の音をアンプに伝えることができませんので、ある程度のもの(3mで2千円くらい)を選びましょう。
たくさんの種類が出ていて、音もそれぞれに違います。
高級なものになると3mで1万〜2万円するものもありますが、ほとんどの楽器店で試奏することができないので、周りの人やHP、雑誌などで情報を集めて自分のプレイに合ったシールドを見つけてください。最初は高価なものを買う必要はありません。


<3> エフェクター
ギターの音を変化させるアイテムですが、ギターとアンプの間につないで使います。『歪み系』『空間系』などたくさんの種類が出ていますので、自分の出したいサウンドに合わせて少しずつ買いそろえていくと良いでしょう。ライブなどに便利な「ペダル・タイプ」と、より細かい音作りができる「ラック・タイプ」がありますので予算&用途にあわせて選びましょう。
エフェクターも奥が深いので徐々に特集を組んで解説していきます。


<4> 弦
いろいろな種類(太さ&材質)がありますがエレキ・ギターでは“ライト・ゲージ(010〜046)またはスーパー・ライトゲージ(009〜042)の太さで“ニッケル(材質)”の弦を使用するのが一般的なようです。各自のプレイ・スタイル、レベルなどに合わせて色々試してみて下さい。『弦』に関しては次回詳しく特集しますので、そちらを参考にしてください。スペアの弦を1セット常に用意しておくことをお薦めします。また、最低でも1ケ月に1回は弦を交換してあげるようにしましょう。


<5> ケース(ソフト・ケース) 
ギターを持ち運ぶ時にかかせない「ケース」は、ギターを買うとだいたい付属していますが、最近では色々な材質&形状のものが登場しています。エレキ・ギターは基本的にはソフト・ケースで持ち運ぶことが多くなると思いますので、しっかりとした作りの衝撃吸収性の良いソフト・ケース(1万円くらい)を購入する事をお薦めします。
非常に軽い素材でできたハード・ケースなどもありますので、自分の生活スタイルに合わせてケースも選んでください。
ケースについても特集してみたいと思います。


<6> 音叉
5弦のA(ラ)音を合わせるためのものです。
安価で手軽なので1本は持っていてく ださい。
チューナーに頼らず、音叉とギターだけで正しくチューニングできるようになる事は「音感」を付ける意味でも大切な事なので、チューニングにはできるだけ音 叉を使いましょう。


<7> チューナー
ギターの各弦の音程を読み取って、正確に表示してくれる機械です。音感に自信の無 い人やバンドでプレイする人、またはレコーディングの時などには正確な音程を「目」でも確認できる“チューナー”がお薦めです。
価格&機能は様々ですが、あまり安いものはお薦めできません。
長く使用するものな のでなるべく良いものを購入しましょう。


<8> フラット・ピック
ギターをストローク(かき鳴らす!?)したり、リード・プレイをする時にかかせないのが「フラット・ピック」です。 形&材質など本当に様々ですので、改めて『ピック』に関しても特集してみたいと思います。
持ちやすくて、色&形が気に入ったものを購入すればよいでしょう。
最初はミディアムくらいの柔らかすぎず硬すぎないものから試して、徐々に自分の「プレイ・スタイル」や「好みの音」に合わせて選んでいくと良いでしょう。



<9> カポタスト(カポ)
自分の声に合わせてキーを変えたり、プレイ・スタイルやチューニングなどに合わせて使用します。ゴム製の安価なものからネジ式、クリップ式、テコ式など様々なモデルが売られています。使い方はどれも同じですので気に入ったものを選んでください。「カポタスト」の使い方についても、後に特集します。


<10> ニッパー、ペンチ
弦の交換時にでる余分な部分を切り落とす際にあると便利な道具ですので、ぜひ1つ持っているとよいでしょう。


<11> ストリングス・ワインダー
弦の交換時にペグ(弦巻き)を素早く回せる道具です。
無くてもペグを手で回せば良いので、どうしても必要というわけではありませんが、1度使うと非常に楽なので手放せなくなるようです。


<12> クロス
ギターのボディを拭くための布です。
メガネ拭きと同じ素材のものなどが人気のようです。
せっかく買ったギターですから、マメにクロスで拭いてあげましょう!


<13> ポリッシュ
汚れを落として、塗装表面を保護するケア用品です。
1部のラッカー塗装のギターやオールド・ギターには専用のポリッシュを使用してください。そうでないと塗装を傷めてしまう事もあります。
またツヤ消し塗装のギターには使用できませんので注意してください。



<14> ストラップ
ライブやストリートなどで立ってギターを弾きたい人には必需品です。
色や材質、デザインも様々ですので、自分の好みとギターに合わせて選べば良いでしょう。


<15> スライド・バー
「ボトル・ネック」とも呼ばれますが、弦の上をバーで滑らせるスライド・プレイをするためのアイテムです。 材質もガラス、真鍮、ステンレス、木、せともの、など様々で、それぞれ音質も違います。形&長さ、厚みなども色々ありますが、最初はガラス製のものが軽くてよいでしょう。




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