★ギターの種類★



エレキ・ギターの種類


<1> 「ストラトキャスター」タイプ

 
フェンダー社が開発したシングルコイル・ピックアップの代表的なギター。
体のラインに合わせて削られたボディは弾きやすく美しい。
3つのピックアップの組み合わせで多彩な音を作ることができるので、ロック、ポップス、ブルース、ファンク・・・など多くのジャンルに対応できる。
初心者の人が初めて買うのにお薦めできる。
ジミ・ヘンドリクス、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックなどの使用で有名。

<2> 「テレキャスター」タイプ
フェンダー社の名作と呼べるギター。
シンプルなルックスと太くてコシのある音は根強いファンを獲得している。
ロック、ブルース、カントリー、ファンクなどで多く使用される。
キース・リチャーズ、ブルース・スプリングスティーンなどが愛用している。
アコースティック・ギターのようなダイレクトな感覚の音がする。
まさに感情直結型のギター。ボディの半分が空洞になっている(セミ・ホロウ)『シンライン』というモデルも有名。

<3> 「ジャガー」&「ジャズ・マスター」タイプ

グランジ・ロックのミュージシャンが愛用した事で、若い層に人気のあるモデル。
もともとストラトキャスターの高級モデルとして登場したギターだが、ボディ・ラインのカッコ良さからルックスからこのギターを選ぶ人が多いようだ。
ブリッジの構造が独特なので、強いピッキングの人は気を付ける必要がある。
音はかなりシャープなイメージ。
廉価版の『ムスタング』も小さくて弾きやすいので女性にもお薦め。
<4>「レス・ポール」タイプ
ギブソン社の代表的モデル。
開発した「レス・ポール氏」の名前がそのまま付いてい る。
ロック・ギターといえば「レス・ポール」というくらい多くのロック・ミュージシャンが愛用している。“重い”という弱点はあるものの、その“ヘビー”で“サスティーン”のあるワイルドなサウンドは永遠の憧れ。表板の木目が美しいものなどはコレクターの収集対象で、かなりの値段が付いている。
2つのハムバッキング・ピックアップの付いた『スタンダード』&『カスタム』がメインですが、シングルコイル・ピックアップ(Pー90)の付いた『レス・ポール・スペシャル』や廉価版の『レス・ポールJr』もある。
<5> 「SG」タイプ

レス・ポールのニュー・モデルとして登場したモデル。
このギターも主にロック系のミュージシャンに人気がある。
キュートなボディ・ラインとマホガニーのみのとても軽いボディは、女性にもお薦め。
音はレス・ポールよりも軽くシャープなイメージ。
22フレット接続のネックは演奏性もよい。
軽いボディを活かして、12弦と6弦の2つのネックの付いた『ダブル・ネック』も作られた。ジミー・ペイジが「天国への階段」で使用している。
<6>「ポール・リード・スミス」タイプ
サンタナの使用で有名なギター。
使われている材やピックアップの組み合わせなど、基本的に「レス・ポール」系と考えて良い。レス・ポールよりも軽く、弾きやすいが高価なのが難。
表板のメイプルの木目が美しいものが多い。
レス・ポールほどメジャーではないが“隠れファン”の多いモデル。
<7> 「リッケンバッカー」タイプ

ビートルズの使用で根強い人気のあるギター。
スケールも短くボディも軽いので弾きやすい。
ビートルズのコピー・バンドをやるならば迷わずお薦めだが、空洞のあるボディはハウリングをおこしやすいので、あまり大きな音を出すバンドには向かない。
ルックスのオシャレ度はピカイチなのでオシャレなライト・ロックをやりたい人向け。
<8>「モズライト」タイプ
ベンチャーズの使用で有名になったベンチャーズや、サーフ系を弾くためのギター。個性的な“音”と“形”からコレクターも多い。ベンチャーズのコピーをやりたいなら迷わずこのギターを選ぶと良いでしょう。
このギターを持って鏡を見ながら弾いて成りきってみよう。
<9> セミアコ

セミ・アコースティックの略。薄い空洞のボディをもつギターで、ギブソン社のES-335(345,355)、ES-330、ES-125、エピフォンの「カジノ」などが有名。
アコースティック・テイストの深みのあるサウンドは非常に魅力的。
美しいボディ・ラインもこのギターの大きな魅力。
セッティングによってはシャープな音も出るのでロック、ファンク、ポップスなど対応できるジャンルも広い。ホロウ・ボディ(空洞のボディ)のためハウリングをおこしやすいのが欠点だが、センター・ブロックの入ったES-335はかなり歪ませたラウドなロックにもハウリングをおこさずに対応できる。
<10> フルアコ

アーチド・トップのアコースティック・ギターにハムバッキングのピックアップをのせたイメージのギターで“ジャズ・ギター”としての認知度が高い。
ギブソン社のES-175、L-5が有名だが、ロカビリーで使用されるグレッチ社の各モデルも美しくてカッコイイ。
ホロウ・ボディ(空洞)なのでやはりハウリングが弱点になるので、あまり大音量の音楽には向かない。日本人には大きすぎるボディは初心者の人にはキビシイかも。
でもいつかは欲しい憧れのギターの1つでしょう。




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