★お手軽「カントリー・ギター」★

カントリー・ギター(ブルーグラス・ギター)を弾いてみよう


今回はロー・ポジションの『ドレミ・・・』を覚えながら、ブルーグラス風のアコギの単弦奏法を体験できる特集です。
オルタネイト・ピッキングをキープして、しっかりとした音を出せるようにトレーニングすることで、「8ビートのリズム」や
「単弦奏法の基本」を身に付ける事ができます。この曲専用の伴奏(カーター・ファミリー・ピッキング)も付けておきましたので、
友達とセッションしてみるとさらに楽しめると思います。

譜例1
まずは曲(メロディ)を弾いてみましょう。左手の指使いと右手のピッキングの“ダウン”と“アップ”を守って、単弦のメロディだけでもグルーブが出せるくらいになるまで弾き込んで下さい。
メロディ・ライン(ドレミ・・・)を声に出して弾く事がとても大切です。メロディ を声に出すことで自分のギターが歌い出すはずです。音名(ドレミ)を口ずさみながら弾いて音を覚えましょう!左手と右手のタイミングも不思議と合ってきますがら、ぜひ試してみてして下さい。


D.C. al Fineは ひと通り最後まで弾いた後に
D.C.(ダ・カーポ)で最初に戻って「KeyC」の 終わりの
Fine(フィーネ)で終わるという記号です。


譜例2. ここで使用スケール(音階)をチェックしておきましょう。この曲は前半が『KeyC』で半が『KeyAm』になっていますので、2つのスケールについて図解してみました。尚、『KeyC』と『KeyAm』は“平行調”といって、同じ音階上にできる兄弟のような関係にあります。その事についても解説しておきましたので参考にしてみて下さい。




参考
 同じスケール(音階)上にある
KeyC
(メジャーキー)
KeyAm
(マイナーキー)
の関係を平行調という
 
短3度(3フレット)の関係
 



一般に、「メジャースケール
ナチュラルマイナースケール
=「全・全・半・全・全・全・半」という間隔での音の並び
=「全・半・全・全・半・全・全」という間隔での音の並び


譜例3. バッキングの譜例も付けてみましたので練習しておきましょう。
カーター・ファミリー・ピッキング」というカントリー・ミュージックやフォーク・ソングなどによく使用されるリズム・パターンです。ベース音を正確にしっかりピッキングすることが大切です。ストロークの部分は少し力を抜いて、出しゃばり過ぎないようにするのがコツです。
※このバッキングをカラオケにして、譜例1を弾いてセッションしてみましょう。




ただ「ドレミ・・・」を弾いても面白くないので、ブルーグラスで一般的なメロディを使って楽しく演奏しながら覚えられるように工夫してみました。最初は難しい部分もあるかもしれませんが、結構ハマれると思いますので、正確に楽しく弾けるまで頑張って下さい!!




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