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★ハーモニクス★ |
ハーモニクスを出してみよう! |
ハーモニクスとは基本的に「倍音」という考え方ですが、難しい事は抜きにして、その“出し方”や“仕組”、“音程”や
“使用法”などに的を絞って、解説していきます。 ハーモニクスは大きく分けて『ナチュラル・ハーモニクス』と『人工ハーモニクス』の2種類に分類されますが、ここではまず「基本」として、弦をまったく押さえない『ナチュラル・ハーモニクス』について解説していきます。 |
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ハーモニクスとは一体なんなのか?どういう音なのか?という事を知るためにも、まずはハーモニクスという音の出し方から話を進めていきます。 特定のフレットに指を触れ、ピッキングした後に指を離すと、普通に弦を弾いたときよりもやわらかい高音が出ます。この音を「ハーモニクス」といいます。 ハーモニクスは12&7&5フレットなど色々なフレットの上で出す事ができますが、ここでは最も出しやすい“12フレット”でハーモニクスを出す練習をしてみます。 |
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【1】6弦12フレットの真上の位置を、左手(押弦する方の手)の指の腹で「弦に軽く触れる」。 この時絶対に弦を押さえ込まないでください。あくまで「軽く触れるだけ」です。 指を触れる位置はフレット(金属の棒)の「ちょうど真上」になるように気をつけてください。 少しでもズレると『ハーモニクス』はでません。 ![]() 【2】1の状態を保ったまま、右手(ピッキングする方の手)で弦を弾きます。
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『ハーモニクス』は1〜6弦まですべての弦で同様に、ブリッジからナットまでの「実際に弦が振動する長さ」を「何分割するか」という考え方に基づいています。12フレットは弦を1/2(半分)したポイントですし、5フレット&24フレットは1/4にしたポイント、7フレット&19フレットは1/3にしたポイントにあたります。 |
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ハーモニクスにもきちんと“音程”があって、実際の演奏などでもよく使用されます。 ここでは一応知識として、各弦&各ポイント(フレット)のすべての音程を書き出しておきますので、参考にして下さい。せっかく“音程”を学んだので、簡単なメロディも『ハーモニクス』で弾いてみましょう。 |
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上記でお話ししたように、“ハーモニクスに音程がある”という事を利用して、チューニングをしてみましょう。 実音よりも高い音程のハーモニクスを利用することで、音程が聞き取りやすくなって、より正確なチューニングができるようになります。見た目にもカッコイイ!?のでぜひチャレンジしてみてください。 |
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